大会開催趣旨 Purpose

橋本佐内像

写真:橋本佐内像

 法人会青年部は、「納税意識の高揚と税知識の普及啓蒙」を図るため、「 租税教育活動」「財政健全化のための健康経営プロジェクト」「部会員増強運動」を3つの柱として、全国各地で精力的な活動をしています。

 本年、全国の青年が集いし、ここ福井は、幕末の混迷期において、不屈の気概と先取の精神をもって困難に立ち向かうことのできる人材を多く輩出してきました。その代表的な人物が、若年の頃から優れた知性を発揮し、世界情勢にも通じ、多くの志士との交流を持ち、松平春嶽の側近として国内を奔走した橋本左内です。

その左内が著した啓発録の中に、自分の心の向かうところをしっかりと決め、その方向を目指して絶えず努力するべきであるという「立志」という言葉があります。また、左内は「急流中底之柱きゅうりゅうちゅうていのはしら 即是大丈夫之心すなわちこれますらおのこころ」の境地、すなわち、激流の中の橋柱のように、いかなるときも動じず流されずにいる姿こそが「大丈夫の心」であり、理想とすべき境地であると考えていました。社会の変革が進み、人々が新たに大きく歩みを進めようとする現代においても、これらの言葉の輝きや示唆するところの重要性は失われていません。

会長

写真:福井法人会青年部会
第38回法人会全国青年の集い福井大会
大会会長 板倉雄一

 本大会においては、左内の説いた精神性を起点とし、大会全体を通して、誰かを大切に思う「思いやりの心」という大きく変化する社会においても揺るぐことのない税の本質に対する意識を醸成いたします。
 本大会を通じ、参加いただいた青年部会会員の皆様に、志を立て、激動の時代の中でも揺らぐことなく歩みける左内の精神性を感じ取っていただき、全国各地において次代の担い手としてより力強く、一体感を持って運動を展開する基盤を構築いただきたいと考えています。

 激動の時代を生きる今、大丈夫の心をもって、大きな志を立てて、揺らぐことなく、困難に対し、立ち向かい続け、次の社会の担い手である未来の子どもたちのため、我々法人会が新時代の扉を開き、明るい未来を創造してまいりましょう。

福の国より未来を研け

シンボルマークについて

美しい山々や海、自然豊かな風土をイメージさせる、青と緑。伝統工芸や産業など、ものづくりに息づく伝統工芸などの技術力を表現した、金色。

福井県の特徴をイメージしたこの3色を立体的に掛け合わせることで、ふくいの「ふ」の文字を形づくり、全国から集う方々の熱い想いを、勢いある墨飛沫で表現しました。全国からの大会に集う方々の熱き想いや意気込みを込めて、大会マークのデザインを表現しています。伝統や歴史、文化、情熱と力をひとつにつなげ、自らを鍛錬、研磨して、輝かしい未来を切り拓いていくさまを具現化したデザインです。

大会スローガン slogan

福の国より未来を研け

福井県は、幸福満足度が全国でも長年上位の県です。それは、実直な県民性の現れかもしれません。その「福の國」出身の幕末の志士、橋本左内が自身の人生訓として書いた「啓発録」の中にある「五訓」の一つに、「志を立つ」という言葉があります。本大会に集まる法人会青年部の若い英知や技術を合わせ、伝統工芸が根付くこの福井からそれらを切磋琢磨しながら研きあげることを、未来の子供たちへのメッセージとしています。

紹介動画 Movie

大会概要 Overview

名 称

第38回 「法人会全国青年の集い」 福井大会

開催日

2024年11月7日(木)~8日(金)

主 催

公益財団法人全国法人会総連合
全国法人会総連合青年部会連絡協議会

主 管

公益社団法人福井県法人会連合会
福井県法人会連合会青年部会連絡協議会

会 場

①フェニックス・プラザ エルピス 大ホール
福井県福井市田原町1-13-6 ( TEL:0776-20-5060 )

②コートヤード・バイ・マリオット福井

③サンドーム福井
福井県越前市瓜生5-1-1 ( TEL.0778-21-3106 )

大会規模

約2,000人

大会内容

  1. 1)全法連青連協第2回連絡協議会
  2. 2)租税教育活動プレゼンテーション・健康経営大賞
  3. 3)部会長ウェルカムパーティー
  4. 4)部会長サミット
  5. 5)会員交流分科会
  6. 6)記念講演会
  7. 7)大会式典
  8. 8)大懇親会
  9. 9)物産展
  10. 10)租税教育活動パネル展示
  11. 11)エクスカーション

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